最初は従来のポジティブシンキングと同様に希望が叶った場面をイメージします。その後、その希望を達成する障害、つまり「希望が叶わない」可能性を想定するのです。そしてその障害を乗り越えるには何をすべきかを考え、実行していきます。結果、その後の達成率が上がることがわかったと記事では紹介されていました。 つまり、ポジティブとネガティブが合わさることで、最高の結果が得られるといえるでしょう。

 

ネガティブに考えることは全く悪ではない、むしろポジティブシンキングと合わせれば、最強の考え方になるというものです。ハーバードの人生を変える授業世界最高峰の大学であるハーバードで2006年履修希望者数第一位に輝いた伝説の授業「ポジティブ心理学」を完全に再現した1冊。視点を変えることの大切さを教えてくれる本です。

 

「なんで応援してくれないんだ!」「なんで人の夢を笑うんだ!」と怒っても、他人の心を操作することはできません。悩んでいる時には「他人の課題」は切り捨てて、自分が最善だと信じる道を選びましょう。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。

 

「本物のプラス思考は、マイナス思考と背中合わせなのではないか」と本書の中で五木寛之さんは言っています。人はいつか老いていつか死ぬ、その「どうしようもないこと」と向き合った時に「では今何をすればいいのか」と考える。これがプラス思考だと言います。仏教の教えから、ポジティブシンキングを改めて考えさせてくれる名著です。